アドボカシー(日本での執筆・講演活動)

ネパールをはじめとした多くの途上国でも、近年教育へのアクセスが劇的に改善しており、世界中の90%以上の子どもたちが小学校に在籍できるようになりました。一方で、教育へのアクセスを劇的に改善させるという国際的な目標を達成することが優先されたために疎かにされたことがあります。それが「教育の質の確保」と「教育機会の平等性」です。予算も人員も量の拡大に投入されため、質の確保に割けなかったことで、小学校に在籍できても自分の名前すら公用語で書くことができないまま卒業してしまう子どもたちや、質が低過ぎて学習内容に興味が持てない・学校が安全な環境ではないといった理由から小学校に行かなくなってしまう子どもたちが数多くいます。また、短期的な量の拡大を達成するために比較的教育にアクセスしやすい層への支援を優先させたことで、最貧困層やマイノリティーが取り残され、教育機会の不平等が生じている、といった問題も顕在化しています。すべての子どもたちに受ける価値・意味のある教育を届けるためには、より多くの皆さんの支援が必要とされています。

一方、日本においても、「教育再生」や「学力低下」といった言葉が日々メディアによって取り上げられているように、教育に関する様々な問題が指摘されています。しかし、残念ながら、それぞれの教育課題に対して提案される解決策の多くは経験や主観に基づいたものに過ぎないのが現状です。そこで、データやエビデンスに基づいて現状に適した解決策を策定することが求められています。

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サルタックは、途上国や日本のすべての子どもたちが質の高い有意義な教育を受けられるように、以下の2つの分野についてアドボカシー活動を行っています。

1つ目は、途上国の教育問題についてより多くの人に興味・関心を持ってもらうべく、途上国の教育が直面している問題の構造等を伝える活動を行っています。2つ目は、日本国内における教育問題の現状についてのアドボカシー活動であり、多くの人に日本の教育問題にも興味を持って行動してもらうことで、1人でも多くの子どもたちが質の高い教育を受けられるようになることを目指しています。

サルタックでは、日本はもちろん、アジア、中東、アフリカ等の途上国で幅広く調査・勤務の経験があり、かつ教育分野における科学的な知見と政策提言・策定能力を持つ専門家集団という強みを活かして、途上国及び日本国内の教育問題に関する執筆活動・講演活動を行っています。

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執筆・講演テーマの例、及びこれまでの執筆実績として次のようなものが挙げられます。

■途上国の教育問題について;

<途上国全般>

  •  国際教育開発の歴史と現状
  • 途上国における高度産業人材の現状・動向
  • 途上国における女性と教育
  • 国際教育開発を仕事にするためのキャリアセミナー

<地域・国別>

  • ネパールの教育の現状と課題
  • アジア諸国における高等教育事情
  • アジア諸国におけるICT活用教育の動向
  • アジア諸国における教科書制度と運用実態
  • アフリカにおける教育・人材育成とビジネスチャンス

■ 日本の教育問題について;

<全般>

  • 有意義な教育振興基本計画策定のヒント
  • 教育と社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)の関係性
  • 日本の女子教育の現状と課題
  • OECD諸国との比較から見る日本の教育施策の特徴
  • 子ども・若者の貧困と教育分野からの対策
  • 教育・人材育成市場の動向と今後の方向性

<就学前~初等中等教育>

  • 家庭教育及び就学前教育の重要性と課題
  • 子どもの学力の規定要因
  • 学校と地域の効果的な連携方策
  • 学校運営・経営、教育施策の改善に活かす学校評価
  • 学校適性配置の考え方と具体策
  • ICT活用教育の動向と今後の方向性
  • 教科書制度・内容の特徴(国際比較から見る特徴)

<高等教育、生涯学習・社会教育>

  • 高等教育の拡大の在り方、大学改革の方向性
  • グローバル人材・高等産業人材育成の動向と今後の方向性
  • 留年制度の効果・効率性
  • 社会教育施設の効果的な在り方
  • 大学の私的収益・社会的収益・公的収益

 

ご依頼方法について

  1. 執筆・講演に関するご依頼はお問い合わせよりよろしくお願いいたします。
  2.  事務局にて調整の上、折り返しご連絡させていただきます(返信までに1週間程かかる場合もございますので、ご了承ください)。